e-Taxとは自宅でネットで確定申告
e-Taxとは便利だが使えるようになるまでは面倒
e-Taxとは、電子申告とも呼ばれるもので、簡単に言えば自宅のパソコンからネットを通じて確定申告が出来る、とっても便利なものです。⇒詳しくは国税庁のe-Taxホームページ へ
便利で面倒な(笑) e-Tax面倒な手続きが満載
年度末の忙しいときに、会社を休んで税務署まで行かずに済むし、しかも医療費控除等を申告するときに必要な、領収書の束なんかも税務署に提出する必要がなく、納税の手間は大幅に軽減されます。
っと、ここだけ見れば、非の打ち所のないとっても便利なシステムなんですが、やはりデメリットもあります。
とにかくいざe-Taxを使って申告作業をするまでに、面倒くさい手続が山盛りです。(汗
1.市役所などの自治体で、電子証明書(ICカード)を入手。
2.
ICカードを使うためのソフト(公的個人認証サービスクライアントソフト)を自宅のPCにインストール。
3.
ICカードリーダライタ(ICカードを読み込むためのもの)を使用するためのソフトを自宅のPCにインストール。
4.
ネットでe-Taxの開始届出書を作成・送信後、利用者識別番号を入手
5.
入手した利用者識別番号や利用者情報を初期登録
以上の手続きを経て、やっとこさ確定申告書を作成することになります。
電子証明書とICカードリーダライタが必要
電子証明書とICカードリーダライタが必要平日に役所の窓口で手続きする
市役所などの自治体で電子証明書を入手するためには、仕事を休んで平日に窓口まで出向かなければなりませんし、手数料(1,000円程度)もかかります。
ICカードリーダライタだって普通は持っていませんから、新たに購入する必要があります(1000〜3000円程度)。
ソフトのインストールだって、パソコンに慣れている人であれば問題ないでしょうが、慣れていない人にとっては大変な作業かもしれません。
うーん、一度手続してしまえば、来年以降は必要ないといっても、結構面倒だし費用もかかりますね。
また、パソコンの買換え等により、再度同じような手続きが必要になることもあるため、毎年確定申告するような人でなければ、現状ではあまりメリットは無いと思います。