個人開業のメリット必要経費が認められやすい
個人開業のメリット家賃や光熱水費も経費になる
FXでも利益額が大きくなってきたり、毎年コンスタントに利益を上げられるようになると、誰でもみんなが考えることがあります。
「利益が大きくなってきたのはいいけど、これにかかる税金もう少し安く出来ないかな〜?」
これに対するひとつの答えが、個人事業主として開業することです。
個人事業主は経費を認められやすい経費が増えれば税金は減る

個人事業主って?
文字通り個人で事業を行っている人、簡単に言えば自営業の人のことです。
街の八百屋さんや魚屋さん、本屋さんなどは通常個人事業主です。
では、なぜ個人事業主になると税金を安くすることが出来るのか?
それは必要経費としての額や項目が税務署に認められ易くなるからです。
必要経費として認められる額が増える。
↓
利益が同じでも、経費を差し引いた所得額は減る!
↓
税金が安くなる! っと言うことです。
個人事業主になると、家賃や光熱水費(電気代)、通信費(プロバイダー料や携帯電話料金)など、FXだけでなく普段の生活でも使っているお金のうち、FXで使っている分として何割か必要経費として計上し易くなります。
個人事業主でない場合は、FXでの収入は雑所得として副収入的な扱いとなり、FXだけに使ったとは言い切れないお金は、経費として認められにくい面があります。
(そうなるとFXの場合、必要経費として計上できるのはほとんどないかも…?)
また、個人事業主にはきちんと決められた様式に沿った帳簿をつけ、確定申告時にそれらを提出することで、特別に一定額を所得から差し引くことが出来る制度(青色申告)もあります。
他にも、配偶者を従業員として雇うことで、そのお給料を経費とする
ことも出来ます。
こうした様々な特典があるため、ある程度利益が出てきたら個人事業主として開業してみることもアリです!
個人事業主が経費を認められやすい理由
個人事業主が経費を認められやすい理由生計を立てている人という扱いになる

でもどうして個人事業主だと色々な経費が認められて、そうじゃないと認められないんでしょう?
それは、一般的には
その事業・仕事で生計を立てている人=個人事業主、
副業としてやっている人=そうじゃない人(本業はサラリーマン等)
といった認識のため、個人事業では認められる経費としての家賃も、個人事業主でない場合は「その家賃はサラリーマンとして生活するために必要な家のお金ですよね?」っということで、FXの経費としては計上しにくいわけです。
(サラリーマンは給与所得控除という、必要経費に代わる枠が決められています。)
しかし個人事業主となることで、それで生計を立てている人と同列に扱われるため、様々な必要経費を計上できるようになるわけです。
ちなみに、個人事業の開業はサラリーマンやOLなど、給与所得を得ている人でも可能ですよ〜