経費はどこまで?手数料だけとは限らない
経費はどこまで?通信費や図書費もアリ
「節税の基本 」でも書きましたが、確定申告のときに、FXの必要経費として計上できるものはとても曖昧です。
認められやすいものは手数料や通信費利益を得るために必要だったもの
一応の目安としては、ソニー銀行のHPに以下のような記載があります。
・売買手数料(支払い手数料)
・筆記用具など(事務用品費)
・電話代、プロバイダ使用料(通信費)
・新聞代、関連雑誌代(新聞・図書費)
・パソコン購入費(減価償却分)…etc.
しかし、やはり100%これらが認められるわけでもなく、電話代・プロバイダ使用料などはFX以外の用事にも当然使っていますよね。
そのため税務署に相談して何割か計上したり、全く認めてもらえない場合もあり得ます。
結局認めてもらえないのを覚悟して、事前に聞きまくるのも手です。
経費になるかもしれないものをリストアップして、よく相談してみてくださいね。
管轄の税務署や、担当した税務署の方によって、認められたり認められなかったりしますので、認めて欲しければしっかり根拠を示して、説得するしかありません!
私のFXの必要経費
私のFXの必要経費使用割合に応じて計上
私が確定申告時に計上した経費をご紹介します。
誰でも必ず認められるものではありませんが、ひとつの例として。
●使用割合分だけ計上したもの
・インターネットのプロバイダー料(50%)
・携帯電話の利用料(25%)
●全額計上したもの
・書籍代(FXに関する書籍や雑誌代)
・文房具代
・インクカートリッジ代(FXの取引報告書以外ではプリントアウトしないため)
大体こんな感じです。
携帯電話はトレード用というより、毎朝テレビ東京のモーニングサテライトやワールドビジネスサテライトをワンセグ録画したものを見ているため、録画時間と視聴時間を足して、使用割合の根拠としています。
これらで大体年間5万円くらいは経費として計上出来ました。
なお、金額が大きくなると思われるパソコン購入費については、こちらも参考にしてみてください。
⇒PC購入は年末に
⇒減価償却について