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FXは雑所得給料や事業収入とは別扱い

FXは雑所得先物取引としての扱い

FXでの所得は税法上「雑所得」として扱われます。
""とは何だ、" "とは!って言いたくもなりますが、これでも以前よりはしっかりと整備されてきたところなんですよ。

雑所得とはメインではない、サブ収入としての扱い

雑所得とは、給与所得や事業所得等、税法上9種類に分類された所得のいずれにも当てはまらない所得のこと。
具体的には、公的年金やプロの作家以外の人が受け取る原稿料や印税、講演料や放送謝金、為替差益などが雑所得に該当します。

つまり、給料や事業収入といった生活するためのメインの収入とは別の、サブ収入・副収入に当たるものが雑所得といえます。

さて、この「雑所得」。
通常は給料や事業収入といったメイン収入と合計した上で税金がかかる(総合課税)のですが、FXに関しては扱いがちょっと違います。



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FXは先物取引と同じ扱い

FXは先物取引と同じ扱い損失の繰越や先物取引との損益通算ができる

実は、FXは税制上先物取引と同じ扱いとなるため、給料や事業収入といった他の収入とは合計せずに、FXの利益だけに独立して一律20.315%の税金がかかります(分離課税)

従って、FXで●●千万円・●●億円稼ごうと、税率は20.315%で固定です(0.315%は復興特別所得税分)。
※以前は店頭取引のFXは総合課税だったため、最高税率は50%!でした。

このほか、先物取引扱い独特の特徴として、以下のものがあります。

「申告」分離課税に注意! 
:株の場合は特定口座を開設すると、証券会社が税金を天引き(源泉分離課税)してくれますが、FXの場合はFX会社が勝手に税金を納めてくれるわけではないので、自分で税金を「申告」し、納税します。

損失の繰越ができる 
:今年FXで100万円の損失を出した場合に、「損失を出しました」という確定申告をすると、翌年以降3年間は利益が出た場合でも、今年の損失100万円と相殺できます。(ただし毎年確定申告が必要)

くりっく365やオプション取引と損益通算できる 
:同じ先物取引扱いのものであれば、一方で利益が出ていても、もう一方で損があればその損失分を利益から差し引けるため、税金を少なくすることが出来ます。

以前はFXは総合課税で、儲ければ儲けるほど税金取られて、損したら税金面ではあまり救済されないという辛い制度でしたが、ようやく税制改正で税制上のメリット・デメリットが分かりやすくなりました。

利益が出たときだけでなく、損が出たときにも救済される面がありますから、しっかり理解して節税してくださいね!



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